【コンサルサーチからの活用事例ご紹介】
実例: 製造業における経営管理制度改革コンサルティング
東証一部上場企業(製造業)
約1年
実績把握の早期化、CFマネジメント、分析に注力をキーワードに経営管理力を高めることが課題であった
・全社の及び各部門の業績管理指標がP/L偏重になっていた。一方、グローバル市場では投資戦略が重要な成功要因となっており、その原資を確保するためのC/Fマネジメントの重要性が高まっていた。
・月次のPDCAサイクルを早く回したいという課題認識が高く、そのためには月次での実績把握のタイミングを早めることが必須であった。
・手作業が多く、帳票作成に膨大な手間がかかっていた。打ち手の精度を高めるためには、自動化できる作業は自動化し、帳票の作成ではなく分析に注力できるようにする必要があった。
業績評価の指標を定め、モニタリング可能な仕組みを構築した
業績管理指標の見直し
全社指標をC/F観点も加えたバランスのとれたものに見直しした。それに伴い、全社指標と部門の指標がリンクするよう、業績管理指標を体系化・構造化した。
計画立案プロセス、予算統制プロセスの見直し
PDCAサイクルの短期化を図るべく、計画立案の対象・粒度・期間単位などをゼロベースで見直した。また、PDCAサイクルの早期化を図るべく、月次予算統制プロセスを見直した。
上記を支える仕組みの検討
上記検討に基づき、あるべき業績管理指標、帳票、プロセスなどを実現するための情報システムに求める必要機能を明確化した。
BIツール導入の前段階としてExcelベースでトライアルを実施するための要件定義
上記はかなり大胆な見直しであり、対象範囲も多岐に亘ることから、いきなり大がかりな情報システム開発に着手することはリスクが大きいと判断。まずはExcelベースでトライアルを実施することにした。
コーポレート部門と各事業部門の意識のギャップや、課題を抽出した
システム化・導入手前の、Excel簡易版による制度実行を行い、本格導入のための課題抽出まで行った。その結果コーポレート部門と各事業部門の意識のギャップや、業務運用面における課題、関連システムにおける課題などを抽出することが出来た。

★経営管理領域においては、本部と現場部門は利害が対立することも多い。本部からは「見える化」だが、現場からすれば「見られる化」である。
★一方、経営管理部門スタッフと経営陣のニーズが一致するとも限らない。
★従って、後戻りが少なくなるよう、定期的に経営陣や現場部門との連絡会を実施し、意識をすり合わせするようにした。
★また、結局は「やってみないと分からない」ことも多いため、本格導入に取り掛かる前に、Excelベースでのトライアルを実施することとした。

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